2017年10月11日水曜日

2年後の乾燥薪づくり始まる。森の再生とともに。

本当にスローな活動なのですけれども...

森と里山再生・保全活動の仲間がまた一人、二人と

増えています。

本当に感謝の気持ちと勇気が湧いてまいります。♪

年々技術向上している仲間や林産会社勤務の

プロの仲間も益々張り切っています。


大きな老木は伐られたがっている時期になっています。
(日本国中、老木が増えております)

とても繊細で意義深い森と里山整備活動が続きます。

私たちは皆伐はしません。


広葉樹は重心が傾いていたり、枝葉が偏っていたり

伐採はとても高度な技術を要します。

里山保全活動・大径木広葉樹択伐実力養成講座応用編

これからいよいよシーズンに入ります。


何十年も前に自然萌芽をして
2本結合して成長したナラの老木
















こちらは桜の一種ですが、

向かって右に傾いた大木を

手前側45度起こして伐倒させます。

...

さてどういう手順でしょう。









会員交代しながら現場型応用技術を実践します。
(安全講習受講後3年以上経験者中心に)


















ちなみに...

別の樹齢70年を超える老木のナラ。

一見して外回りの素性はきれいだったのですが..

根本1m弱まで芯が腐っていました。

大風などで突然倒木するようなパターンの木です。

土に還りたがっているわけです。

30年以上は自然萌芽がしにくいので薪などに利用します。

もしも、まっすぐで素性が良ければ銘木市場でも販売できる

場合があるそうです。

芯が腐っていました。(根元から高さ1mくらいまで)


樹高20mを超えるナラ

老木にはナラ枯れ病も

南から広がりつつあるそうです。

適正に伐採利活用が望まれます。

そして若い木に更新が必要ですね。







そして、玉切りをし、割って乾燥2年させまして

薪ストーブへ...♪

現代においてもっともステキなスローライフだと思います。♡

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